「タイトルからして怖そう…」と思いつつ、ちょっと気になってしまうのが『事故物件ゾク 恐い間取り』。
実際に観てみた感想としては――「派手なホラーというより、じわじわ来るタイプの怖さ」でした。
今回は、この作品がどれくらい怖いのか、どんな人におすすめなのかを、視聴者目線でレビューしていきます。
『事故物件ゾク 恐い間取り』とは?
原作は、事故物件住みます芸人・松原タニシさんの実体験をまとめた書籍『事故物件怪談 恐い間取り』。
映画版では、タニシさんの実際の体験をベースに、恐怖の“リアル感”を残しつつ、映像表現で臨場感をプラスしています。
物件は一見普通の賃貸ですが、かつて誰かが亡くなったり、不思議な出来事があったり…。
大きな音や派手な演出よりも、「日常に潜む違和感」や「人の記憶に残る恐怖」を描いているのが特徴です。
前作『事故物件 恐い間取り』との具体的な比較
- 前作は「日常の違和感」を心理的に描くことに徹していましたが、今作はカメラワークや音響で視覚・聴覚の緊張感をプラス。
- 新しい事故物件の事例やユニークな間取りが加わったことで、観る側の想像力をさらに刺激。
- 全体的な怖さは前作と同じく“派手ではない心理ホラー”ですが、映像的な怖さは今作のほうがやや強めです。
『事故物件ゾク 恐い間取り』はどのくらい怖い?
正直に言うと、「ホラーが苦手な人でも観られる怖さレベル」だと思います。
驚かせる系の“ジャンプスケア”よりも、静かな怖さ。
例えば、何気ない場面で「誰もいないはずなのに気配がする」「映像の隅に一瞬だけ何かが映る」――そんなじわっとした恐怖が多めです。
視聴後に「何となく背中が寒い」「部屋の隅を見てしまう」と感じたのは、リアルな体験談ベースだからこそ。
グロテスクな描写や残酷シーンはほぼないので、血が苦手な人でも安心して観られます。
映画の怖さは派手な演出や血みどろシーンではなく、心理的怖さが中心です。
- 部屋の隅でチラッと見える影
- 誰もいないはずの玄関に置かれた物の微妙な移動
- 夜中に聞こえる生活音が、次第に不穏な気配に感じる
こうした演出は、観ている側の想像力に委ねられているため、「見えない怖さ」がじわじわ効いてくるのが特徴です。
SNSでの反応:「怖い」より「リアル」
SNSでの口コミを見ると、「派手さはないけどリアル」「後から思い出してゾクッとした」という感想が目立ちます。
中には「全然怖くない」と感じた人もいますが、これはホラー耐性によるところが大きい印象です。
興味深いのは、観終わったあとに「自分の部屋の間取り、なんか気になる…」という声が多いこと。
つまり、“観ているときよりも後で効いてくる”タイプの怖さなんです。
この「あと引く感じ」が、実話ベースの『事故物件ゾク 恐い間取り』ならではの魅力だと思います。
全然怖くないって人もいるけど、私はじわっとした怖さが好きだから楽しめた
タイトルのイメージで身構えてたけど、思ったより心理的な怖さメインで良かった
どんな人におすすめ?
- ホラー初心者でも観られる程度の怖さがいい人
- 大音量やスプラッターが苦手な人
- 実話っぽい話の方がゾクッとくるタイプの人
逆に、「リング」や「呪怨」級の恐怖を求めている人には少し物足りないかもしれません。
でも、現実に起きた出来事をベースにしているぶん、「ありそうで怖い」「本当にあったら嫌だ」というリアリティは抜群です。
まとめ:『事故物件ゾク 恐い間取り』は“静かに怖い”タイプのホラー
派手な演出で驚かせるのではなく、日常に潜む“違和感の怖さ”をじっくり描いた作品。
「怖さ」よりも「リアルさ」でゾクッとさせてくるドラマです。
観終わったあと、ふと部屋の影を見てしまう――そんな静かな余韻が残ります。
ホラーが苦手だけど、ちょっとだけ“ゾクッ”としたい人にはぴったり。
次の夜、部屋の電気を消すときにふと思い出してしまうかもしれません。
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気になる方は、夜の静かな時間にぜひ。
「自分の部屋、大丈夫かな…?」と思ってしまうほどの“ゾクッ”体験が待っています。










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