1. はじめに
セミリタイアを目指す中で出費の見直しが必須な理由
セミリタイアを目指すなら、収入アップだけじゃなく支出も見直すのが大事です。特に毎月かかる固定費は、気づかないうちに大きな負担に。無駄を減らして生活費を抑えることが、長く安定した暮らしにつながります。節約は続けることがカギなので、まずは支出の見直し習慣を始めましょう。
「小さな節約よりも大きな固定費の見直しが効く」ことを伝える
毎日のちょっとした節約も悪くないですが、大きな効果を出したいなら固定費の見直しがポイント。家賃やサブスク、車の費用などを減らせば、月々の支出がぐっと減って資産も増えやすくなります。今回は私が実際にやめて効果を感じた大きな出費の見直しを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2. やめた出費① パーソナルジムの解約
通っていた理由・効果
運動習慣がなく、気持ちもネガティブになりがちだった私は、自分を変えたいと思いパーソナルジムに通い始めました。運動することで体力だけでなく、気分も前向きになり、自己肯定感が高まるのを実感。最初は不安もありましたが、続けるうちにポジティブな思考に変わっていくのを感じました。
なぜやめることにしたか(費用対効果や継続性など)
半年ほど週2回、月8万円のパーソナルジムに通いましたが、費用対効果を考えて辞めることに。現在は自宅トレーニングに切り替えています。ただ、ジムに通ったことで定期的に運動する習慣が身についたのは大きな収穫でした。結果的に通ってよかったと感じております。
自宅トレーニングや無料動画に切り替えたことなど代替案
自宅トレーニングは、自分のペースで無理なく続けられるのが魅力です。習慣化できていれば、わざわざ外出する手間もなく、気分や体調に合わせて自由に調整できるため、長く続けやすいと感じています。
節約できた金額と体調・気持ちの変化
ジムをやめたことで、月8万円の出費がなくなり、経済的に余裕ができました。また、自分のペースで運動できる自由さが生まれ、ストレスなく健康習慣を続けられるようになったのが大きな変化です。
3. やめた出費② 音楽サブスク(Spotify)
利用時間とコスパのバランスが合わなかった
平日の通勤時間1時間、休日に2〜3時間ほど使っているものの、月額料金980円を使った時間で割ると「実は割高」だと感じました。時間あたりのコストを考えると、もっと効率よくお金を使いたいと思うようになりました。
利用頻度が限られているなら見直す価値あり
実際の利用時間が限られている場合、サブスクを継続するメリットは薄れます。使い切れていないサービスに毎月お金を払うより、本当に必要なものにお金をかける方が賢いと判断しました。
代替手段で満足できている
無料プランや他の音楽サービス、あるいは手持ちの音楽データなどで十分満足できているため、無理に高いサブスク料金を払う必要はないと感じました。
現在はCDのデータをスマホに取り込んで聴いたり、YouTubeにアップされている音楽や動画を見て楽しんでいます。
4. やめた出費③ 新車への乗り換えをやめた
車にかかる費用の全体像(購入費・維持費・減価償却)
購入費
まず、車を手に入れるための初期費用です。新車の場合は数百万円かかることも多く、頭金やローン返済、税金などがまとまって必要になります。これが大きな出費のスタート地点です。
新車の場合、初期費用として車両本体価格の1割から2割程度かかります。(税金、保険料、登録費用など)
維持費
購入後もガソリン代、保険料、車検、整備・修理費、駐車場代など毎月・毎年かかる費用が発生します。特に都市部では駐車場代が高額になる場合も多く、月数万円以上かかることも珍しくありません。これらは「固定費」として家計を圧迫し続けます。
☝️自分の場合ですとガソリン代は月々約1万円・保険料は月々約4000円・車検は2年ごとに約5万円かかっています。また3ヶ月ごとに点検・整備が入りその都度5000円前後の費用がかかっています。それに加えタイヤ交換(1本約1万円)やバッテリー交換(約1万円)などが必要な場合もあります。
→ざっくり計算してみると…月換算で1万8000円、年間22万円ほどかかっていますね。すでにローンは払い終わっているのですが、それでもこれだけの費用が必要になります。もし新車に乗り換えようとした場合、月2万のローン支払いを行うとすると月3万8000円、年間だと46万円になります。
減価償却(価値の下がり方)
車は買った瞬間から価値が大きく下がる資産です。数年乗るだけで購入価格の半分以下になることも。つまり、新車購入は資産を減らす行為とも言え、将来的な売却価格が購入費の大きな損失につながります。
乗り換えをやめてどんな選択をしたか
新車への乗り換えも検討しましたが、費用面や今の車の状態を考えて、乗り換えはやめることにしました。今の車を大切に乗り続けることで、無駄な出費を抑え、賢く節約できると判断しました。結果的に、必要なメンテナンスだけを行いながら、コストを抑えて快適なカーライフを維持しています。
節約効果と資産を守る意味について
新車購入には高額な初期費用に加え、数年で大幅に価値が下がる減価償却のリスクも伴います。そのため、買い替えを控えることで無駄な出費を防ぎ、手元の資産を守ることができます。
そして、私の場合ほとんど会社への通勤でしか車を使っていないため、セミリタイアを実現した時には今の車も手放してしまおうと考えています。住んでいる地域や生活スタイルによって簡単には決められない部分ですが、見直せる部分から変えていきましょう!
5. 小さな節約より固定費見直しのメリット
買い物など日々の小さな節約だけだと限界がある話
毎日のちょっとした節約は効果を感じにくく、続けるのが難しいことも。細かい節約ばかりに気を取られるとストレスがたまりやすく、長続きしません。だから、小さな節約だけでは資産形成に大きな変化は期待しづらいのです。
大きな固定費を減らすことが資産形成に効く理由
家賃や車の維持費など固定費は毎月の支出の大部分を占めます。ここを見直すことで支出が大幅に減り、その分を貯蓄や投資に回せば資産が効率よく増えます。大きな節約効果を狙うなら、まず固定費から見直すのが賢い方法です。
6. まとめ
やめた出費3つとその効果の振り返り
パーソナルジム、サブスク、そして新車への乗り換えをやめることで、毎月の大きな固定費が減り、生活にゆとりが生まれました。支出を見直すことで無理なく節約でき、健康や食生活の質も向上しました。
無理なく、でも大きな節約を目指そう
節約は我慢の連続ではなく、自分に合った方法で続けることが大切。小さな節約よりも、生活の質を落とさずに大きな固定費を見直すことが、効率的な資産形成につながります。
今後検討している出費見直し
例えば、スマホプランの見直しや光熱費の節約、保険の再検討など、まだ改善できるポイントは多くあります。少しずつ見直して、無理なく支出を減らしていきたいです。
出費を減らしたら、次はそのお金をどう増やすかがポイントです。私が実践している方法はこちらでまとめています → 30代女性のための初心者資産運用ガイド
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