前作『リング』(1998)の社会現象的ヒットを受けて制作された続編『リング2』(1999)。
監督は中田秀夫、主演は前作から続投の松嶋菜々子。
一方で、「怖くない」「むしろ切ない」といった賛否が大きく分かれた作品でもあります。
この記事では、映画サイトやSNSでの評価をもとに、『リング2』の魅力と“評価が割れた理由”を整理していきます。

『リング2』って、ホラーというより“貞子という存在を理解する映画”なんですよね。だからこそ評価が分かれるのも納得。
🌊【リング2 評価】映画サイトでの評価まとめ
- Yahoo!映画:★2.6/5.0(約310件)
- Filmarks:★3.0/5.0(約1100件)
全体的に「平均点より少し上」という評価。
「前作ほどの衝撃はないが、テーマ性は深い」と感じた人が多い印象です。



“普通に怖い”で終わる映画ではなく、“何を感じ取るか”で印象が変わるタイプの作品ですね。
💀 怖くない?怖い? 真っ二つに分かれる視聴者の声
『リング2』は、怖さよりも「静けさ」や「余韻」で勝負しているため、感想が真っ二つに分かれます。
▶ 怖くない派の意見



前作みたいなドキッとするシーンが少ない



ストーリー重視でテンポがゆっくり過ぎるかな



心理的な描写が多くてホラー感が薄い。前作のほうが怖かった!
▶ 怖い派の意見



音の演出が不気味で、夜に観るとゾッとする



貞子が“直接出ない怖さ”が逆にリアルで怖かった…



水の描写が怖すぎる。井戸の静けさがトラウマ



ジャンプスケア(突然の驚かせ)が少ない分、“後から怖くなる”タイプ。じわじわくる恐怖です。
👁 深田恭子の登場が作品の印象を変えた?
『リング2』では、深田恭子さんが重要な役で出演している点も話題に。
彼女の透明感が、物語全体に“悲しみの色”を強く残しています。
- 「深田恭子が出てるから優しい雰囲気になった」
- 「清純な彼女が狂気に飲まれていく演技が良い」
- 「怖さより哀しさが勝る」
🌀 前作『リング』との違い
項目 | 『リング』(1998) | 『リング2』(1999) |
---|---|---|
怖さの方向性 | 理屈抜きの恐怖 | 心理的・内面的な恐怖 |
テーマ | 呪いの仕組み | 呪いの意味・人間の記憶 |
雰囲気 | スピーディで緊張感 | 静かで深く、ドラマ性が強い |



“恐怖の正体”を掘り下げたのが『リング2』。
前作のスピード感を求める人には物足りなくても、静かな恐怖が好きな人には刺さります。
🎬 総評:怖さより“余韻”を味わうホラー
『リング2』は、派手な恐怖よりも「呪いとは何か」を問う哲学的なホラー。 最初は地味に感じても、時間が経つほど印象に残る作品です。
管理人の評価:★★★★☆(4.0/5.0)
ストーリー性と映像美が際立つ“静寂のホラー”。



派手な怖さがなくても、“怖い映画”って成立する。『リング2』はその代表だと思います。
📺 『リング2』はどこで観られる?
現在(2025年時点)、『リング2』はAmazonプライム・ビデオなどで視聴できることがあります。
配信状況は時期により変動しますので、最新情報は以下リンクからチェックを。
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